DOG FAN「犬の学校」主催の
皮膚病セミナーへ参加した。
健康体のチリペパジンでも、唯一気がかりなのは皮膚。
特にチリちゃま、夏場になるとカイカイ。胸やらハゲてしまいますの。
今回はいいお勉強の場なのだ。
アトピー性皮膚炎・ノミアレルギー性皮膚炎の講義
スライドを見ながら、皮膚の構造、成長過程について知る。
皮膚(表皮)は、通常20〜25日の期間で成長を繰り返す。
ゆっくり成長し、アカやフケとなりまた新たな成長をする。
角質に異常があると、成長期間も短くなる。
あまりに早い周期でフケが出るようなら、皮膚に異常があるのかもと
考えた方がいいかもしれません。
毛の成長には成長期(毛が伸びる)→退行期→休止期(毛が抜ける)と
3つの時期がある。毛は1本1本サイクルが違う。
一度にごっそり抜けてる場合は、ホルモンの異常が考えられる。
左右対称に脱毛がある場合、体全体どこかが悪い、
右側だけに脱毛があるなら、体の右側に問題があるのかもと考えられる。
遺伝によって脱毛してしまう場合もある。
アプリコットなど改良を重ねてきた色は、メラニンのバランスに
問題が出ている場合がある。
アトピー性皮膚炎は完治する事がないそう。
3歳以下で発症する事が多く、キャバリアも好発犬種に入る。
(他にはウエスティ、柴、ゴールデン、アメコカ、フレブルなど)
腋下、内股、など皮膚が擦れる部分に出る。
実際に治療法なども紹介されたが、とても根気のいるもの。
一番大変なのはワンたちだけどね。
私たちが日常に出来る事で、重要なのが
ブラッシング。
ブラッシングは通気性もよくなりとても重要な事だそうだ。
毎日何気なくやってるものの、フケは出てないかなど
意識してやってあげる事にしよう。
犬たちも
紫外線の影響をうけて日光皮膚炎になるとの事。
(鼻先が赤くなったり、脂毛になる)
特に鼻先は要注意で、
人間用のサンスクリーンで予防するといいそう。
(15〜30のものをマメに塗る事。)
マズルの長いペッパなんて注意じゃん!
次のお出かけ、外で遊ぶ時にはサンスクリーン持参しなきゃだわ〜!
所要時間3時間では足りないくらい皮膚病は奥深い。
どんどん進んでしまうので、頭が追いついていかない事も多いけど、
日常のブラッシングがいかに大切か、紫外線の話など知る事が出来
本当に良かったと思う。
私たちに出来るケアにも限度があるしね。
日記に書いた内容は、あくまで私の理解したところによるものです。
お時間のある方は、講義を行ってくれた関口先生
東京農工大学家畜内科学教室のサイトをご覧ください。
◆犬と猫の病気→犬のアトピー
次回は、11月に
癌のセミナーを予定してるそうです。